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◆ ジャーメインとマイケル ➍ Word To The Badd !! - 前編 -  弟マイケルに向けた愛憎Song なぜジャーメインはこの曲を作ったのか!? [ジャーメイン・ジャクソン]

                           ORiGINAL 2010.7.20Upに加筆、修正
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 ジャーメインとマイケルの関係を曲に焦点を当てながら紹介する4回目。今回は91年、LAFACEレーベルに電撃移籍をし発表されたアルバム『You Said』からのシングル曲、当時兄ジャーメインとマイケルの確執が大きく取り上げられた超問題作「Word To the Badd」です。

 
 まずここまでの2人の活動を振り返ります。前回も紹介した1984年は、ジャーメインがジャクソンファイブ時代から在籍していたモータウンから離れ、アリスタレコードからソロアルバムを発表します。レーベルも総力を挙げてジャーメインを支援。良い楽曲も集まり、兄の新しい門出を支援するべくマイケルも参加。ホイットニーヒューストンのお披露目もされる。アルバムはゴールドディスクとなりR&Bのアルバムチャートでも1位となる。

ダイナマイト

ダイナマイト

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN Inc.
  • 発売日: 2009/11/04
  • メディア: CD

 そして、同時期にジャーメインは母体のジャクソンズにも復帰し、アルバム『ビクトリー』にも参加。全米を熱狂させるVictoryツアーにも出ます。

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 ビクトリーツアーでは、マイケルとジャーメインは「Tell Me I’m Not Dreamin」の抜群のデュオパフォーマンスもみせます。ジャーメインの曲なのに、ステージでマイケルが歌うとマイケルの曲のように思えるから不思議。
 

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◆ ジャーメインとマイケル ❸ TORTURE ジャクソンズ『VICTORY』での共演!これこそジャクソンズの魅力!!しかし・・・  [ジャーメイン・ジャクソン]

                     original 2010.6.19Upに修正・加筆
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 1984年は、ジャクソン兄弟の三男・ジャーメインにとって人生2度目の大きなターニングポイントの年だったのではないかと思います。長らく兄弟たちと離れ、モータウンでソロ活動をすることを選んだジャーメインですが、モータウンとの契約は更新せず、1984年、心機一転アリスタレーベルに移籍します。と同時に、モータウンを離れた事によって同義的なわだかまりも解決しジャクソンズに復帰する事となります。正確に言うと、彼が在籍したいたジャクソンファイブ(ジャーメインの中では解散という表現を使っていた)からジャクソンズにグループ名は変わっていたので復帰ではないかもしれませんが。実に8年ぶりの帰還です。
 ジャクソンズは、新作アルバム『Victory』の発売と同時にマネーシャーに復帰した父・ジョーの主導の下、全米ツアーに出ることも発表します。その中にはもちろんジャーメインも加わります。こうして彼はマイケルとブラザーと同じステージにたつことになるのです。ジャーメインが長年望んでいた希望が叶うのです。

Victory

Victory

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sbme Special Mkts.
  • 発売日: 2008/03/01
  • メディア: CD

 そしてこの84年に、ジャーメインは弟マイケルと2曲の共演をはたすことになります。その1曲が前回紹介した「Tell Me I'm Not Dreamin’」。ジャーメインのアリスタでの最初のアルバム『Jermaine Jackson』(『ダイナマイト』)に収録されます。

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◆ ジャーメインとマイケル ❷ ヒット確実だったTell Me I'm Not Dreamin’ の謎と闇 [ジャーメイン・ジャクソン]

                                      ORIGINAL2008.12.11Upに大幅加筆
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長らく兄弟と離れ一人モータウンでソロ活動をしていたジャーメインですが、新天地への移籍を決断します。義父・ベリー・ゴーディーの支援もうけモータウンでも活動はやり尽くした思いもあったのではないかと思います。そしてモータウン自体もかつての勢いもなくなっていたのも事実です。
 
ジャーメインがモータウンを離れ新しく選んだレコード会社はアリスタ・レーベルでした。アリスタを率いていたのがクライブ・デイヴィスでした。

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 アリスタは、AOR色の強い大人のレーベルです。この時期、アリスタは、レコード会社争奪戦の中、後にスーパーディーヴァとなるホイットニー・ヒューストンとの契約を勝ち取ります。そしてそのデビューアルバムでは、ジャーメインはボーカルだけでなくプロデューサーとしても参加する事にもなります。
 他にも所属アーティストは、アレサ・フランクリン、ケニーG、バニー・マウロウ、サンタナ等といった大人のアーティストが多い、ジャーメインのアダルトな魅力ともマッチし、よい選択だったと思います。
 そしてクライブとアリスタレーベル全面支援の元、ジャーメインのアリスタ移籍題第一弾アルバム『Jermaine Jackson』(邦題:ダイナマイト)が84年4月に発表されます。
 

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