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◆ マイケル・ジャクソン死後の作品『MICHAEL』に収録された3曲(カシオトラック)はマイケルのボーカルではないのか!? アルバム『MICHAEL』も再考察する [マイケル死後・プロジェクト]

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 2009年6月25日、マイケル・ジャクソン逝去。マイケルの死後に、マイケルの意志を置き去りにしてエステート(マイケル遺産管理団体)とレコード会社主導でマイケルのアルバムが発表される事になります。複雑な思いはありましたが、個人的にはマイケルの曲が聞けるという喜びの方が強かった。2010年12月15日、アルバムタイトル『MICHAEL』として作品が発表されます。

MICHAEL

MICHAEL

  • アーティスト: マイケル・ジャクソン
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2018/03/21
  • メディア: CD

 アルバムが発表された当時からアルバムに収録されたTrackのいくつかがマイケルのボーカルではないという声があがり、今年、その疑惑とされた「Breaking News」「Keep Your Head Up」「Monster」の3曲が、ネット配信のリストから外されます。
 エステートの声明では、マイケルのボーカルである事を否定するのではなく、無用な議論に終止符をうつためという言い方をしている。本来のマイケルの作品に迷いなく向き合ってもらうためという事か。しかし、異例と言えば異例だし、何かスッキリしない。
 
 当時、アルバム『Michael』発表前に、まず「Breaking News」が解禁された。疑惑の1曲の一つだ。その時、正直、いつものマイケルの声ではないなとは感じたけど、全体的な空気感はマイケルだった。これから発表されるマイケルのアルバムでマイケルではない誰かが歌っているボーカル作品が収録されるなんて考えもしなかったので、多少の違和感をもちつつ「Breaking News」を受入れ、アルバム発売をまった。当時記した記事を交えつつ、今回の疑惑のボーカルと当時の制作背景をまじえて私の見解を述べたいと思います。

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