◆ Let Me Tickle Your Fancy featuring DEVO(82) Devoが加わったジャーメイン、モータウン最後のスマッシュヒット曲!生で聞いたら最高にしびれる!!ジャーメイン ➍ [ジャーメイン・ジャクソン]
前アルバム『I Like Your Style』は、愛する女性への愛のメッセージタイトルですが、ジャーメインから、マイケルを中心に躍進するジャクソン兄弟への変わらない愛のメッセージでもあったと思います。81年7月から始まったマイケルとジャクソン兄弟による"トライアンフツアー”は、全米を熱狂させます。
後にローリングストーン誌は、(84年開催、観客動員とスケール、演出は当時最高のビクトリーツアーより)このライブを「70年代と80年代の中でのグレイテストLIVE」の一つとしてあげている。ジャーメインもその舞台に立ちたかったにちがいない。
なんて言うんでしょう、好きです。この曲、すごく。これまでのジャーメイン作品の中でも異色なアヴァンギャルドな作品。それはDevoの参加によるところが大きい。
当時は、Devoなんてコアなグループは知りませんでしたが、70年代から活躍するグループでテクノロックという分野でのパイオニアな感じで、テクノPOPの元祖という表現も使われている。坂本龍一のYMOもこのグループの影響を受けているみたいだし、影響を受けたアーティストにデヴィッド・ボウイ、ブライアン・イーノの名前も出て来る。
ですので、R&Bとはちょっと異質なアーティストなので、どういう経緯でジャーメインと共演となったかはわかりません。今回、共同プロデューサーとなっているモータウンレコードの社長であり義父のベリー・ゴーディーが共演を考えたのか?そちらにしろジャーメインはDevoを招きシングル曲「Fancy」を手がけます。DEVOはこの後、どんどん評価されていくアーティストですが、ジャーメインの先見性と言うかねらいは見事にはまっていい感じに仕上がっている。
サウンドはハンドクラップに機械的な声(by DEVO)とベースをミックスして、なんていうかある意味変態チックな感じにもなっているのですが、そこがめちゃセンスがよくてCOOLでかっこいい。このリズムアレンジもかなりいかすのですが、クレジットをみると、Devoではなくジャーメインによるものです。ベースもネーザン・イーストみたいで、このベースもこの曲のKeyでかなりいい。今ならダフト・パンクと共演したらおもしろそう。
シンプルでファンキーさも感じるこの曲は、R&B-5位。POPでも18位まであがるヒットとなります。POPでTOP20に入ったというのは注目に値する。
90年にジャーメインはソロLIVEを日本(5都市)で行いました。この30年前のLiveレポは、また次回Upしたいと思います。30年前同じ会場で夢のようなひと時を共有した方より、私は明確に覚えていないセットリストやその他貴重な情報も教えていいただき、当時の私の記憶もさらに呼び起こされてきたので書けそうです。
その前振りと言ってはなんですが、この「Fancy」もこの時のLIVEで演奏されました。オープニングの「ダイナマイト」もアルバムとは違う生のバキバキのドラムにしびれたし、「Let's Get Seriou」も相当かっこよかった。でもなんかこのLiveでの生音「ファンシー」が最高にしびれたのを覚えています。今回のLiveでもぜひしてほしい楽曲です。行かれる人は、(演奏しないかもしれないけど)この曲のリズムアレンジとハンドクラップをしっかり体にしみこませていってほしいです!
90年にジャーメインはソロLIVEを日本(5都市)で行いました。この30年前のLiveレポは、また次回Upしたいと思います。30年前同じ会場で夢のようなひと時を共有した方より、私は明確に覚えていないセットリストやその他貴重な情報も教えていいただき、当時の私の記憶もさらに呼び起こされてきたので書けそうです。
その前振りと言ってはなんですが、この「Fancy」もこの時のLIVEで演奏されました。オープニングの「ダイナマイト」もアルバムとは違う生のバキバキのドラムにしびれたし、「Let's Get Seriou」も相当かっこよかった。でもなんかこのLiveでの生音「ファンシー」が最高にしびれたのを覚えています。今回のLiveでもぜひしてほしい楽曲です。行かれる人は、(演奏しないかもしれないけど)この曲のリズムアレンジとハンドクラップをしっかり体にしみこませていってほしいです!
さてアルバムの話に戻りますが、2ndシングルは「Very Special Part」というUP曲。この曲はR&B54位止まりです。このアルバムでは、Up曲は、当時流行っぽいハンドクラップが多用され、ちょっと単調になっている印象はもちます。
あと、「You Belong To Me」はジャーメインが得意とするアダルト路線のデュオで、その相手はシリータ・ライト(S・ワンダーの元妻)とです。これもいい感じ。後、感動的な「You Moved A Mountain」に気持ちも入る。エンディングは、ほんとは前作収録曲だったのか(「My Brother’s Keeper」とバッティングした感じの)「I Like Your Style」もスローないい曲。アルバムの中では地味っぽい「This Time」なんか私はけっこう好みなんですが。このアルバムも公式にCD化されていません。是非CDでも聞きたい作品です。
「ファンシー」はシングルとしてスマッシュヒットをし、それに牽引されてアルバムもR&Bで9位(R&BのTOP10入りは『Let's Get Serious』以来)HOT-100で48位となります。そして同じ年のクリスマスにリリースされた弟マイケルの『スリラー』はメガヒットを始めていくのです。
この作品の後、モータウンとの契約が満了となったと思われます。更新するか、レーベルを移るかの選択をまたジャーメインはする事になりますが、ここでジャーメインはモータウンとの更新せず、新天地への移籍を決めます。この時、29歳。喧嘩別れではないようです。モータウンでのプロダクションも限界を感じたのも事実でしょう。義父のベリー・ゴーディー、妻のヘイゼルも快くジャーメインの新たな旅立ちを祝したようです。
そしてジャーメインが移籍先に選んだのがクライブ・デイヴィス率いる大人のレーベル、アリスタ・レコードです。AORやブラックコンテンポラリーを軸とすレーベルで、当時、ケニーGやバニー・マウロウ、アレサ・フランクリン等も在籍。この後、ホイットニー・ヒューストンもデビューする事になります。アダルトな魅力のジャーメインに最適のレーベルだったと思います。このレーベルでこれまでと違う新たなジャーメインのスタイルが見る事ができます。そして、長らく離れていたジャクソンズの一員に戻ることになるのです。そして、ここからまたジャーメインの新章が始まります。
☆モータウン時代のBEST、Let's Get Serious、Fancy収録
あと、「You Belong To Me」はジャーメインが得意とするアダルト路線のデュオで、その相手はシリータ・ライト(S・ワンダーの元妻)とです。これもいい感じ。後、感動的な「You Moved A Mountain」に気持ちも入る。エンディングは、ほんとは前作収録曲だったのか(「My Brother’s Keeper」とバッティングした感じの)「I Like Your Style」もスローないい曲。アルバムの中では地味っぽい「This Time」なんか私はけっこう好みなんですが。このアルバムも公式にCD化されていません。是非CDでも聞きたい作品です。
「ファンシー」はシングルとしてスマッシュヒットをし、それに牽引されてアルバムもR&Bで9位(R&BのTOP10入りは『Let's Get Serious』以来)HOT-100で48位となります。そして同じ年のクリスマスにリリースされた弟マイケルの『スリラー』はメガヒットを始めていくのです。
この作品の後、モータウンとの契約が満了となったと思われます。更新するか、レーベルを移るかの選択をまたジャーメインはする事になりますが、ここでジャーメインはモータウンとの更新せず、新天地への移籍を決めます。この時、29歳。喧嘩別れではないようです。モータウンでのプロダクションも限界を感じたのも事実でしょう。義父のベリー・ゴーディー、妻のヘイゼルも快くジャーメインの新たな旅立ちを祝したようです。
そしてジャーメインが移籍先に選んだのがクライブ・デイヴィス率いる大人のレーベル、アリスタ・レコードです。AORやブラックコンテンポラリーを軸とすレーベルで、当時、ケニーGやバニー・マウロウ、アレサ・フランクリン等も在籍。この後、ホイットニー・ヒューストンもデビューする事になります。アダルトな魅力のジャーメインに最適のレーベルだったと思います。このレーベルでこれまでと違う新たなジャーメインのスタイルが見る事ができます。そして、長らく離れていたジャクソンズの一員に戻ることになるのです。そして、ここからまたジャーメインの新章が始まります。
☆モータウン時代のBEST、Let's Get Serious、Fancy収録
☆アリスタ時代のベスト
☆モータウン、アリスタでのヒット曲をバランスよく収録
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