◆ VISION マイケル・ジャクソン究極の映像集 [映像・ショート・フィルム]
ORIGINAL2010.11.29Up!
マイケル・ジャクソンのこれまで発表されたショート・フィルムやMusic Videoを収録した究極のベスト盤ともいえる『VISION』が発売されました(2010.11.24発売)。初収録、未発表作品も含め42作品を収録しています。価格的(定価は8,208円)にもこれだけのボリュームとレア度からするとかなりお得。
私もMJの映像作品は、ビデオテープから始まり、LD、そしてDVD、ブルーレイと数多く購入していますが、それでも今回の『VISION』は買いです。重複している作品も多くありますが、やはりボーナスディスクのDisk3がかなり魅力的。
『Invincible』からもれベスト盤に収録されたMJ最後のMVとなった「One More Chance」(2003)は初めて見ました。
エピックに移籍し『オフ・ザ・ウォール』の成功の布石となるジャクソンズ期の「今夜はブギーナイト」(79)「Enjoy Yourself 僕はゴキゲン」(76)も貴重。
MTVができる前から、音楽と映像が融合する事でうまれるパワーを感じていたマイケルの先見性がわかる初期の代表作のブラザーと制作した「Can You Feel It」(81)も9分45秒を完全収録。これもフルバージョンを初めて見ました。この頃からマイケルは、人種を超えた世界的な視野でのメッセージを発しているのを感じます。
個人的にはそんなに入れ込んでいませんが、やたらとレアバージョンといわれてた「They Don’t Care About Us」(96)の監獄バージョンも収録。そしてポール・マッカットニーとのメガヒット曲「Say Say Say」(83)、ティトの息子たち3Tとの共演でリラックスマイケルも感じられる「Why」(96)も収録。Babyface作のこの切ないメロディーでこの映像をみると泣けてくる。
もうひとつ欲を言えばエディー・マーフィーとの「WHATZUPWITHU」(「What's Up With U」92)も収録して欲しかった。そういう感じでDisk3はかなりのレア作品が収録されています。さらに特筆すべき点は、音がかなりいい。デジタルリマスターの効果をモロ感じます。
この作品の発売を機に、これまでのMJの映像作品を整理してみたいと思います。
(いちおうBlogでも作品追っていますが)
マイケル・ジャクソンのこれまで発表されたショート・フィルムやMusic Videoを収録した究極のベスト盤ともいえる『VISION』が発売されました(2010.11.24発売)。初収録、未発表作品も含め42作品を収録しています。価格的(定価は8,208円)にもこれだけのボリュームとレア度からするとかなりお得。
マイケル・ジャクソン VISION【完全生産限定盤】 [DVD]
- 出版社/メーカー: SMJ(SME)(D)
- 発売日: 2011/10/17
- メディア: DVD
私もMJの映像作品は、ビデオテープから始まり、LD、そしてDVD、ブルーレイと数多く購入していますが、それでも今回の『VISION』は買いです。重複している作品も多くありますが、やはりボーナスディスクのDisk3がかなり魅力的。
『Invincible』からもれベスト盤に収録されたMJ最後のMVとなった「One More Chance」(2003)は初めて見ました。
エピックに移籍し『オフ・ザ・ウォール』の成功の布石となるジャクソンズ期の「今夜はブギーナイト」(79)「Enjoy Yourself 僕はゴキゲン」(76)も貴重。
MTVができる前から、音楽と映像が融合する事でうまれるパワーを感じていたマイケルの先見性がわかる初期の代表作のブラザーと制作した「Can You Feel It」(81)も9分45秒を完全収録。これもフルバージョンを初めて見ました。この頃からマイケルは、人種を超えた世界的な視野でのメッセージを発しているのを感じます。
個人的にはそんなに入れ込んでいませんが、やたらとレアバージョンといわれてた「They Don’t Care About Us」(96)の監獄バージョンも収録。そしてポール・マッカットニーとのメガヒット曲「Say Say Say」(83)、ティトの息子たち3Tとの共演でリラックスマイケルも感じられる「Why」(96)も収録。Babyface作のこの切ないメロディーでこの映像をみると泣けてくる。
もうひとつ欲を言えばエディー・マーフィーとの「WHATZUPWITHU」(「What's Up With U」92)も収録して欲しかった。そういう感じでDisk3はかなりのレア作品が収録されています。さらに特筆すべき点は、音がかなりいい。デジタルリマスターの効果をモロ感じます。
この作品の発売を機に、これまでのMJの映像作品を整理してみたいと思います。
(いちおうBlogでも作品追っていますが)
マイケルのMV or ショート・フィルムはやはりDanceものが真髄。たくさんの映像作品は製作されていますが、ダンスがない作品もありますし、マイケル本人がでていないものもある。そこには映し出される映像にマイケルのメッセージが込められている。
ダンスも、MJのソロパフォーマンスもあるし、『スリラー』に代表される集団ダンス(★)があります。やはり魅了されるのは集団ダンス系の群舞。
『オフ・ザ・ウォール』(79 - 80)からは3作品が製作されています。全米1位を獲得した「今夜はドントストップ」と「ロック・ウィズ・ユー」。バックの映像は、ちょっと時代を感じますが、MJの動きはしなやかでグルーヴィーで素晴らしい。
◇ 今夜はドントストップ ソロDance
◇ ロック・ウィズ・ユー ソロDance
◇ あの娘が消えた ソロパフォーマンス 初収録 レア!
そして『スリラー』(82 - 84)期。MTVの開局とともに登場したプロモーション・ビデオという枠をうちやぶった3作品。私もこの作品でMJの虜になるのです。MTVの人種の壁も打ち破った「ビリージーン」ですが、パフォーマンス的なインパクトとしては、モータウン25周年記念での「ビリージーン」のステージが上回る。ここであのムーンウォークも初披露され、観客は熱狂した。あと、Music Videoの概念を壊したショートフィルム「スリラー」が出来るまでをドキュメンタリー風に仕上げた『Making Of Thriller』もバカ売れした。
◇ ビリージーン ソロパフォーマンス・Dance
◇ Beat It 集団Dance ★
◇ スリラー ショート・フィルム/集団ダンス ★
さらに映像と音楽を融合させた『BAD』(87 - 88)の作品群。ビジュアル的にもMJは相当かっこいい。『ムーンウォーカー』が映画という媒体でも登場した。アルバム『BAD』は11曲収録されていますが、スティーヴィー・ワンダーとの「Just Good Friends」と1stシングルの「I Just Can’t Stop Loving You」以外の9曲が映像作品としても作られているのもすごい。
「Leave Me Alone」はグラミーにおいて最優秀ショートフィルムを受賞しています。
◇ BAD ショート・フィルム/集団ダンス ★
◇ The Way You Make Me Feel 」 ソロパフォーマンス/一部集団ダンス
◇ マン・イン・ザ・ミラー」 MJ出演なし/メッセージ作品
◇ Dirty Diana 擬似ライブ・ロックパフォーマンス
◇ Smooth Criminal 映画/集団ダンス★ (From 『ムーン・ウォーカー』)
◇ スピード・デーモン アニメ・CG/一部ソロパフォ(From 『ムーンウォーカー』)
◇ Leave Me Alone CG /一部ソロパフォ(From 『ムーンウォーカー』)
◇ アナザー・パート・オブ・ミー ライブパフォーマンス(*ディズニー作品『キャプテンEO』でも使用)
◇ リベリアン・ガール MJ登場一部のみ、有名アーティスト、多数の著名人が友情出演
◇ Come Together」(後に『History』に収録)
擬似ライブ・ロックパフォーマンス (From 『ムーンウォーカー』)
『Dangerous』(91 - 93)期。結局、9作品作られているのは改めて驚きです。これまでなかった新たなMJのスタイルも提示されます。「In The Closet」はSexy&Cool。
◇ Black Or White ショート・フォルム/ソロパフォーマンス/集団パフォーマンス
◇ Remember The Time ショート・フィルム/集団ダンス ★
◇ In The Closet デュオDance・パフォーマンス(with ナオミ・キャンベル)
◇ Jam ソロパフォーマンス・Dance (マイケル・ジョーダン出演)
◇ ヒール・ザ・ワールド MJ出演なし/メッセージ作品
◇ Give in to me 擬似ライブ・ロックパフォーマンス (with SLASH)
◇ Who Is It MJ演技のみ(Danceなし) デビット・フィンチャー監督
◇ Will You Be There MTVライブパフォーマンスがベース/集団ダンス ★
◇ Gone too Soon ドキュメンタリー風、ライアン少年の追悼作品
DANGEROUS~ザ・ショート・フィルム・コレクション [DVD]
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- メディア: DVD
★こちらは、Makingも収録されているのと、スーパーボールでのパフォーマンスが収録されているのが貴重です。
『History』(95 - 96)からは、史上最も高額な制作費(約12億)とギネス認定されている「Scream」がとして注目され、各賞も総ナメにした。ジャネットとの息の合ったDuoパフォーマンスにも魅了された。ただこのアルバムからは集団ダンスがないですね。「You Are Not Alone」のMJのビジュアルには最初ちょっと違和感もっちゃった。
◇Scream デュオパフォーマンス・Dance (with Janet)
◇You Are Not Alone ソロパフォーマンス (リサ・マリー共演)
◇They Don’t Care About Us ソロパフォーマンス/集団パフォーマンス
◇Earth Song ソロパフォーマンス/メッセージ
◇Childhood ソロパフォーマンス/ファンタジー
◇Staranger In Moscow MJ演技のみ(Danceなし)
ソニーとの契約上、臨時的に発売した『Blood On The Dance Floor』(98)。シングルとしてきられたタイトル曲ですが、MJのダンスも少なく、おれ的にはMJより女性ダンサーのSexyな美脚に目がいく作品。曲も個人的には好みでないリミックスバージョンで収録。
◇ Blood On The Dance Floor ソロパフォーマンス/集団パフォーマンス
最後のソロ作となった『Invincible』(01)。「You Rock My World」にかなりの制作費がかけられたショートフィルム作品。マーロン・ブランド、クリス・タッカーも共演。MJの顔がピエロのようなメイクに見えるんですが・・・「Unbreakable」のSFも見たかった。
◇ You Rock My World
ショート・フィルム/ソロパフォーマンス・Dance/一部集団ダンス
◇ Cry MJ出演なし/メッセージ作品
番外編として『Ghosts』(98)。元は40分に及ぶショートフィルムですが、この『VISION』でも「ゴースト」として編集されて収録されています、実際このダンスは「2 BADD」をバック曲にしていますからね。今回の編集版では楽曲「ゴースト」にうまくダンス映像を合わせてるけどちょっと違和感あります。でもDanceの素晴らしさは感じれます。
そしてディズニーで公開されていた『キャプテンEO』(85)。集団ダンスは「We Are Here to Change The World」。かなりかっこいいです。これがさらに3Dで迫ってきます。『VISION』には収録されていません。(ディズニーの版権の管理上、今後も公式収録は無理そう)
というわけでステージパフォーマンスをのぞいた、公式のショートフィルム、Music Videoはほぼ収録。これまで未出だった作品も加わりマイケルの究極の映像集となっています。初心者からマニアまでマイケルファンなら必須のマスト映像集です!
『History』(95 - 96)からは、史上最も高額な制作費(約12億)とギネス認定されている「Scream」がとして注目され、各賞も総ナメにした。ジャネットとの息の合ったDuoパフォーマンスにも魅了された。ただこのアルバムからは集団ダンスがないですね。「You Are Not Alone」のMJのビジュアルには最初ちょっと違和感もっちゃった。
◇Scream デュオパフォーマンス・Dance (with Janet)
◇You Are Not Alone ソロパフォーマンス (リサ・マリー共演)
◇They Don’t Care About Us ソロパフォーマンス/集団パフォーマンス
◇Earth Song ソロパフォーマンス/メッセージ
◇Childhood ソロパフォーマンス/ファンタジー
◇Staranger In Moscow MJ演技のみ(Danceなし)
ソニーとの契約上、臨時的に発売した『Blood On The Dance Floor』(98)。シングルとしてきられたタイトル曲ですが、MJのダンスも少なく、おれ的にはMJより女性ダンサーのSexyな美脚に目がいく作品。曲も個人的には好みでないリミックスバージョンで収録。
◇ Blood On The Dance Floor ソロパフォーマンス/集団パフォーマンス
最後のソロ作となった『Invincible』(01)。「You Rock My World」にかなりの制作費がかけられたショートフィルム作品。マーロン・ブランド、クリス・タッカーも共演。MJの顔がピエロのようなメイクに見えるんですが・・・「Unbreakable」のSFも見たかった。
◇ You Rock My World
ショート・フィルム/ソロパフォーマンス・Dance/一部集団ダンス
◇ Cry MJ出演なし/メッセージ作品
番外編として『Ghosts』(98)。元は40分に及ぶショートフィルムですが、この『VISION』でも「ゴースト」として編集されて収録されています、実際このダンスは「2 BADD」をバック曲にしていますからね。今回の編集版では楽曲「ゴースト」にうまくダンス映像を合わせてるけどちょっと違和感あります。でもDanceの素晴らしさは感じれます。
そしてディズニーで公開されていた『キャプテンEO』(85)。集団ダンスは「We Are Here to Change The World」。かなりかっこいいです。これがさらに3Dで迫ってきます。『VISION』には収録されていません。(ディズニーの版権の管理上、今後も公式収録は無理そう)
というわけでステージパフォーマンスをのぞいた、公式のショートフィルム、Music Videoはほぼ収録。これまで未出だった作品も加わりマイケルの究極の映像集となっています。初心者からマニアまでマイケルファンなら必須のマスト映像集です!
★この作品は、モータウン25の「ビリージーン」のダンスパフォーマンスと95年のMTVのライブパフォーマンス(「Dangerous」もあり)も収録されているのが貴重。
結局『ムーンウォーカー』、『THIS IS IT』以外、どれもいまだにブルーレイ化されていないという、史上最高のエンターテイナーに対する冒とく苦笑
でも『メイキング・オブ・スリラー』、『終わりなき伝説』以外何もなかった時代からすれば、随分と充実したものです☆『VISION』は音質にビックリしましたよね。本当にようやく(ひとまず)マイケルのクリップはソフトとして網羅出来た、と感慨ひとしおでした。
ただひとつ、Amberさんがおっしゃるように、「Ghosts」はともかく、「Blood On The Dance Floor」のリミックス収録は私もガッカリしました。なんで?って…。
特典扱いならまだしも、『ヒストリー・オン・フィルム VOLUME II』に続いてなぜリミックスをまるでオリジナルのように扱うんですかね…? その意味でも、オリジナル収録されている『Number Ones』も持っておかないといけませんよね。
by トミーマーチ (2021-09-14 18:58)
>その意味でも、オリジナル収録されている『Number Ones』も持っておかないといけませんよね。
オリジナル曲での収録は『Number Ones』にあるのですね。BSかCSで放送していた分でオリジナルバージョンを録画していたので、意識うすかったです。『Number Ones』買わなきゃいけませんね。いろいろと、感想と情報、ありがとうございます。
「Will You Be There」も編集バージョンではなく、MTVライブパフォーマンスのオリジナルをそのまま収録してほしかったです。
by amber35 (2021-09-23 09:26)