◆ 伝説的音楽番組『ベストヒットUSA』にジャクソン兄弟が登場!小林克也氏とブラザーのトークは感慨深かった [ジャクソン兄弟]
ORIGINAL 2012.1.4Up
2011年12月13日・14日に開催された『マイケル・ジャクソン TRIBUTE LIVE』のために来日した今や伝説のジャクソンファイブのジャッキー、ティト、マーロンの3人、これまた復活した伝説的な音楽番組『ベストヒットUSA』にも出演しました。2011年の年末の特番『ベストヒットUSA年越しスペシャル』に登場です。「ベストヒットUSA」にジャクソンブラザーが出演するなんて感慨深いものがある。
出たし、いきなりマーロンの「どうしました」(→「どういたしまして」と言いたかった)で、小林克也氏も「OK、OK」で笑いながら流すオープニングにちょい受け。
今や長男:ジャッキー(60歳)、二男:ティト(58歳)、四男:マーロン(54歳)、来日していない三男:ジャーメイン(57歳)、六男:ランディー(50歳)、そして五男:マイケルが生きていたら53歳。
意外なエピソードがオープニングから出ます。
ジャクソンファイブとして来日した唯一の1973年の日本公演、その武道館公演のオープニングMCを務めたのがなんと克也氏だったそうで、ブラザーも驚いてた。
以前にも紹介しましたが、この時の音源がCDになっています。なぜか武道館ではなく大阪公演のが収録されています。Liveなんですが、けっこう観客はお上品に聞いてる感じで、出だしと終わりで拍手するだけ。歌っている時の歓声はほとんどありません。Live CDなんですが臨場感はうすい。でもかえって音がクリアである意味貴重。ほんと変声期のマイケルがここにいます。ジャーメインのVocalも堪能できます。ジャクソンファイヴのチームワークの良さもすごく感じるアルバムです。
そんなエピソードをふりつつ、ジャッキーが「日本公演はよく覚えている。今でも話題になる」って言います。ほんまいかいな?と思いつつも、本当にこの時の日本の想い出は強かったのかもしれません。マーロンも、マイケルの死の悲しみから立ち上がるのにどれだけファンの愛が力になったかと述べている。日本のファンの暖かさにすごくふれている。
2011年12月13日・14日に開催された『マイケル・ジャクソン TRIBUTE LIVE』のために来日した今や伝説のジャクソンファイブのジャッキー、ティト、マーロンの3人、これまた復活した伝説的な音楽番組『ベストヒットUSA』にも出演しました。2011年の年末の特番『ベストヒットUSA年越しスペシャル』に登場です。「ベストヒットUSA」にジャクソンブラザーが出演するなんて感慨深いものがある。
出たし、いきなりマーロンの「どうしました」(→「どういたしまして」と言いたかった)で、小林克也氏も「OK、OK」で笑いながら流すオープニングにちょい受け。
今や長男:ジャッキー(60歳)、二男:ティト(58歳)、四男:マーロン(54歳)、来日していない三男:ジャーメイン(57歳)、六男:ランディー(50歳)、そして五男:マイケルが生きていたら53歳。
意外なエピソードがオープニングから出ます。
ジャクソンファイブとして来日した唯一の1973年の日本公演、その武道館公演のオープニングMCを務めたのがなんと克也氏だったそうで、ブラザーも驚いてた。
以前にも紹介しましたが、この時の音源がCDになっています。なぜか武道館ではなく大阪公演のが収録されています。Liveなんですが、けっこう観客はお上品に聞いてる感じで、出だしと終わりで拍手するだけ。歌っている時の歓声はほとんどありません。Live CDなんですが臨場感はうすい。でもかえって音がクリアである意味貴重。ほんと変声期のマイケルがここにいます。ジャーメインのVocalも堪能できます。ジャクソンファイヴのチームワークの良さもすごく感じるアルバムです。
そんなエピソードをふりつつ、ジャッキーが「日本公演はよく覚えている。今でも話題になる」って言います。ほんまいかいな?と思いつつも、本当にこの時の日本の想い出は強かったのかもしれません。マーロンも、マイケルの死の悲しみから立ち上がるのにどれだけファンの愛が力になったかと述べている。日本のファンの暖かさにすごくふれている。
克也氏の話術のうまさも垣間見ながら視聴を続ける。「ジャクソンズのボスはジャッキーか?」という前ふりをして「ちがった、お父さんだったね」と。兄弟からもっと父親のジョーに対して厳しい意見も出るかと思ったら、みんな音楽を楽しんでいたと終始語っていたのも意外だった。父親はスケジュール管理をきっちりしてくれていたと。
次に克也氏は、「君たちは普通の少年時代を過ごせなくてさみしい思いをしたのではないか?」という問いをするのですが、全然そんな答えはでなかった。父親のスパルタといわれた練習も、本で読んでいたような感じはなく、本当に楽しんでいたと。逆に皆とは違う特別な少年時代を過ごせた事を喜んでいるようだった。マイケルの少年時代は、その頃からプロフェッショナリズム全開というジャッキーの言葉が印象的。
モータウン時代の話にもなりますが、やはりベリー・ゴーディーには感謝の言葉を述べていた。マイケルも語っていたけど、モータウンで、礼節から音楽制作からすべての基本を学んだと。モータウンも相当の投資をしたには違いない。そのジャクソンファイブが、ギャランティーとセルフプロデュース権を求めてモータウンから離れていったのだから、モータウンは恩を仇で返されたと思ったのも少しわかる。そしてがジャクソン・ファイブの名前を認めなかった事も。
ただジャクソン側も、デビューから大ヒット曲を連発し、モータウンに莫大な利益をもたらしたという思いはあるよう。当時は、裁判も相当長引いたとあったけど、今となってはよい想い出なんでしょうね。いつまでも引きずっていたらモータウンの25周年の記念ショーにジャクソンズとして出演するはずがない。「なぜ、モータウンを離れたのか?」という事をもっと具体的に兄弟の口から聞きたかったな~。その時の、ジャーメインと兄弟の関係とかも。
次に、ビートルズネタからマイケルのビートルズの版権(ATV)買収の話にもっていく克也氏。ジャッキーは、弟は高すぎる買い物をしたと述べていましたが、実際あれは相当安い投資だったと思う。報道されている価格では4,800万ドル(当時のレートで48億)で購入したものが、今や1500億近い価値があるといわれている。結局、今その権利はまだマイケルが全てもっているのかよくわからない。(2019年現在は、マイケルの手から離れSONY単独の保有となった模様)
ただこのビートルズの版権が、マイケルの多額の負債があってもかなりの担保となって破産を免れる要素になったには違いない。黒人のマイケル・ジャクソンがビートルズという白人文化の象徴的なものの版権を購入した事に相当の反感をもった白人層がいたのは事実。この事が後の陰謀にもつながった要因の一つになったとも言われているし。版権はいいぞ~とマイケルに教えたのが、ポール・マッカトニーというのはアイロニックすぎ。
今後についても、ジャッキーは、ミック・ジャガーも例にだし「70歳までバリバリ現役でやる」って意欲を見せてる。たしかに若いよな~。いろいろな企画されていたマイケルの追悼公演もなかなかうまくいかない理由については言葉を濁していた。ただ昨年12月、日本独自のスタイルではあったけど、マイケルの追悼公演が大成功に終わったのはうれしい事ですね。
もしおれがインタビュアーだったらどんな事を聞くかな~ってのも考えました。恐れを知らないおれはけっこう辛辣な事も聞くぞ。ジャッキーには、
「84年のVictory公演の舞台に立てなかった理由は、ほんとのとこどうなの?」(不倫のトラブルで怪我をしたと言われている・・・)って。
「Torture最高!どんな感じを意識して製作したの?MVにマイケルとジャーメインが出演しなかった理由は?撮影時にもめたってほんと?」「Waitもめちゃいい!『Victory』からのシングルカットはもめなかった?」
「Time Out For The BurglarでCHICのバーナード・エドワーズとやってるけど、どんな経緯でこの曲ができたの?誰がリードをとるか揉めなかった?特にジャーメインと(爆)」
「マイケルがジャクソンズから離れた理由は?再びマイケルが戻って6人で製作するアルバムの予定はあったの?」
「ジャッキーのソロアルバムが大ヒットしなかったのはなんでだと思う?」
「マイケルの曲はNo1ヒットになるけど、ジャクソンズ名義だと、Hot-100 or R&Bでも1位にならないの不満じゃない?」
「長男のあなたを差し置いてジャーメインが前面に出る事に対してどう思う?」
ティトには、
「メジャーでソロ作を出したいないのはティトだけだけどなんで?」(→「2016年ついに発表!さらにスマッシュヒット!!)「ぶっちゃけジャクソンズの中で一番踊りのセンスがないのは誰?」
「好きなミュージシャンは誰?」「3Tは今どうしてる?」
「ティトがジャクソンズの中で好きな曲は?」
マーロンには、
「ソロの2作目が出なかったのはなぜ?」「『Victory』からの3rdシングルは揉めなかった?」
「Don't Go のヒットはどう思った?」「ジャクソンズを一時期脱退したのはなぜ?」
「Familyが全員参加した2300jackson streetのVideoに参加しなかったのはなぜ?」
「ジャクソン・ファイブから外されそうになったのって本当なの?」
他にもブラザーに聞きたいことはいっぱいある。ジャーメインやランディーにも聞きたい事がたくさんある。
Jam&Lewisを迎えてNewアルバムを制作するという話は本当だったの?
兄弟のそれぞれのポジションは?
ランディーはジャクソン・ファイブにはいれてもらえないの?
ランディーのソロアルバムの予定はないの?
「Shake Your Bodyはジャクソンズにとってもマイケルにとってもターニングポイントとなる曲だと思うけど、その制作秘話は?」
兄弟で一番もてたのは誰?
ランディーの元妻がジャーメインの妻になったってどうなのよ?
ランディーとマイケルの共作曲ってまだねむっていないの?
思いつくまま書いちゃったけど、ほんともっと細かいとこまで聞きたい事たくさんある。でもこんな失礼な事面と向かってきけないわ。ジャーメインとランディーも加わり、ジャクソンズのNewアルバム聞いてみたい。
☆貴重なUSAでのジャクソンファイブ時代のLive盤
Amberさん、こんにちは!
先日はありがとうございました。また順通りに読ませていただいてますが、こちらでもビートルズの版権に触れられていますね。やはり白人の間の根深い差別意識はそこにもあったと思いますが、考えてみれば少し前の日本人も、中国や韓国に対して、特に経済意識は上、という感覚があったことを認めなければならないと思うのですが、それとベクトルは一緒かも知れません。マイケルの苦悩は本当に凡人には計り知れない大きなものだったと改めて胸が痛む思いです…。
それにしても兄弟への本音質問の数々! 訊いてみたいものですが、絶対に業界干されますね…笑 (*^_^;)
by トミーマーチ (2021-08-29 18:38)
トミーさん、こちらでもこんちわっす。ビートルズの版権については、黒人のマイケルが手にしたこともありますが、さらビートルズの楽曲のCMなどの使用許可もだしたり、ビジネス的な使い方もしたことで、神聖なビートルズの楽曲を貶められたという思いを持たれた人たちがいるという事もあるかと思います。
私は、韓国に対しては、経済的な面より、やたらと何かにつけて日本にケンカをうってくるのはなんやねんとはぜんぜん思ってます(爆)差別意識ではないとは思うのですが・・・でもされた側の思いというのは、なかなか当事国にはわからない面もあるようにも思います。隣国ですし、仲良くしていきたいですよね。
ブラザーへの質問、辛辣なのもありますが(笑)、まじで聞いてみたいんですよ~。ジャッキー、ティト、マーロンは笑ってくれそうですが、ジャーメインはガチでしばかれそうです。
by amber35 (2021-08-31 18:09)