SSブログ
プロデューサー、ミュージシャン ブログトップ
- | 次の3件

◆ New Jack Swingの帝王Teddy Rileyが同時期に手がけたMJ『DANGEROUS』と『Bobby』の違いとは!? [プロデューサー、ミュージシャン]

                                                                  2010.2.6Up分に大幅追記mjbobby.jpg

 クインシー・ジョーンズとの3部作を作り上げたマイケルは、クインシーから卒業し、自身が選んだcreaterたちとアルバムを制作し91年11月『Dangerous』が完成します。

Dangerous (2015)

Dangerous (2015)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Epic
  • 発売日: 2015/09/04
  • メディア: CD
 
 87年の『BAD』から4年ぶりの全世界が待ち望んでいたマイケル・ジャクソンの新作です。そして『Dangerous』のサウンドの核を担ったのが若きニュー・ジャック・スウィングの帝王・テディー・ライリー(当時24歳)でした。
 
 翌92年8月に発表されたボビー・ブラウンの3rd『Bobby』のメインプロデューサーもテディーです。
 
Bobby

Bobby

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mca
  • 発売日: 1992/08/25
  • メディア: CD
 
 これまた世界が注目するアルバムでした。ボビーの前作『Don't Be Cruel』は、全世界で1千万枚を超える売上を記録し、ビルボードでも1988年の年間No1アルバムに輝き、ボビーはMJの後を継ぐR&Bのスーパースターへの道を歩み出した。このアルバムでLA&BABYFACEとTeddy Rileyが提示したサウンドはシーンに強烈なインパクトを与える。

 この2作の大作のメインプロデューサーがテディー・ライリーだったのです。

 今回、『Dangerous』と『Bobby』という二つのビックアルバムから、マイケル・ジャクソンとテディー・ライリーを掘り下げたいと思います(今回、ボビーは脇役ね)。

続きを読む


コメント(0) 
共通テーマ:音楽

◆ マイケル・ジャクソンとルイス・ジョンソン★『オフ・ザ・ウォール』のグルーブはルイスのベースなくして成立しない!★ [プロデューサー、ミュージシャン]

                                     オリジナル2015.5.31Up

lois.jpg

 遅ればせながら『オフ・ザ・ウォール デラックス・エディション』を購入しました。なんやかんや言いながら、MJの未発表曲大好きなので、『オフ・ザ・ウォール』期の未発表曲が1曲でも収録されていたら即買いでしたが、今回それはない。
 目玉としたら、スパイク・リーが手がけたというドキュメンタリー映像。
 というわけで延び延びになっていたのですが、やっと購入。

オフ・ザ・ウォール デラックス・エディション(初仕様付期間生産限定盤)(Blu-ray付)

オフ・ザ・ウォール デラックス・エディション(初仕様付期間生産限定盤)(Blu-ray付)

  • アーティスト: マイケル・ジャクソン
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2016/03/09
  • メディア: CD

 ドキュメンタリーの方は、想定以上の濃厚さでした。「トライアンフツアー」の映像も満載、若さあふれるエネルギッシュなアフロヘアーのマイケルがいます。
 ファレル・ウィリアムスやロドニー・ジャーキンスのコメントには惹きつけられた。スティーヴィー・ワンダーも登場。ポール・マッカートニーはさすがに出でいない。
 このドキュメンタリー・フィルムについてはまた感想を書きたいと思います。
 実は、このデラックスエディションを購入しての最大の収穫は、音の良さ。
 2015年デジタルリマスターとあるけど、これまでのリマスターとも一線を画すすばらしい音。『オフ・ザ・ウォール』は生音がすばらしいと、ロドニーも言ってるけど、その生音の生感というのだろうか、すごくリアルに感じれるのです。
 以前、『オフ・ザ・ウォール』はリマスターされる前の初回プレス盤の方が、生音感を感じれていいと記したことがありますが、今回の『オフ・ザ・ウォール』はそういうアナログ感もありつつ、クリア。さらにクインシー&ブルース・スウェディンの録音技術の素晴らしさで立体感も半端ないという。
 そんな中、以前、ベーシスト、ルイス・ジョンソンの逝去時に記した記事です。
 ルイスの『オフ・ザ・ウォール』における貢献度は実は相当なものだと思います。ルイスなくして、『オフ・ザ・ウォール』のグルーブ感は成立しないとまで思える。
 今回のリマスター盤でさらにルイスのベースが体にグイグイ来ることといったら!


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

続きを読む


コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽
- | 次の3件 プロデューサー、ミュージシャン ブログトップ