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◆ マイケル・ジャクソン KING OF POP 各国収録曲決定! JAPAN EDITIONの感想 [企画もの、アイテム]

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 マイケルが亡くなる約10ヶ月前、マイケル・ジャクソン生誕50周年を記念して、各国(世界20ヵ国だそう)でファン投票によるマイケル・ジャクソンの人気曲を決めて、ベスト盤として発売される企画が行われました。その後、まさか1年を待たずしてマイケルが亡くなるとは夢にも思わない企画でした。
 私も悩みに悩み、実際にネットで5曲を投票しました。
 その時の記事です。すでに『King Of Pop JAPAN EDITION』は発売されていますが、日本のファンが選んだセレクト曲の感想。5074人が投票し、22835票の中で選ばれる。正直なところ、めちゃくちゃ多い数でもないですね。
 そしてマイケルが亡くなった今、私があらたにセレクトした5曲も考えてみました。

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 ファン投票によるマイケル・ジャクソンのベスト盤が9月24日(08年)に発売されるそうです。各国で投票が行われ、それぞれの国のファンによってセレクトされたそれぞれの国のベスト盤として発売されるという企画。

 http://www.mj50jp.com/ ←このサイトでしていました。(締切2008年8月8日)

 なんだかマイコー、最近こういう企画物多いですよね。資金集めなんですかね。
 以前も、限定1万セットで、1万2千円の写真集も発売された。買っちゃったけど。
 現在、最新アルバムも製作中との事ですが、エイコン、Ne-Yo等の製作陣の名前を目にします。現在、MJはレーベルに所属してないみたいで、製作したものをレコード会社に売り込むという手法だそうです。SONYに戻る事はないんでしょうが。どういう形で世に出るかも注目です。

 さて、この選曲。MJの歴代のアルバム収録曲から事前にセレクトされている中から選ぶわけですが、5曲を選ぶというのは相当難しい。
 MJのベスト盤もなんだかいろいろ出ていますが(おれも何枚持っていることか)、その中に収録されていない曲という視点も入れて選んでみました。

① Get On The Floor(M・Jackson)
 
 まず『オフ・ザ・ウォール』から。やはりこのアルバムから1曲は選んでおかないと通じゃないかなと思って。彼の自作ですし、ボーカルの伸び、Grooveといい最高(シングルカットはされていない名曲ということで)。同アルバム収録の「I Can't Help It」も悩んだんですが、こちらはスティービー・ワンダー作という事で外しました。
 今回、『スリラー』からはあえて選びませんでした。
 『BAD』は正直、完璧を求めすぎて、きれいすぎるアルバムだと思います。もうちょっとラフさがあればもっといい感じだと思うんですが。当時は、めちゃくちゃはまったんですが、アルバム『BAD』からも今回の選曲はなしです。

② Ghosts(M・Jackson/Teddy Riley)

  新曲も収録された変則的リミックスアルバム『Blood On The Dance Floor』に収録。この曲をテーマに、ショート・フォルムも製作されました。90年代のスリラーと謳ってるのも納得の完成度。
 クインシー・ジョーンズから自立して次に選んだパートナーがテディ・ライリー。
 『Dangerous』(91)から強い結びつきを持ちます。MJのテイストとTeddyのサウンドが見事に融合していると思うのは「Remember The Time」ですが、この曲のトータルな完成度、世界観も相当なものなのでこちらを。

③ Scream(M・Jackaon/Janet/Jimmy/Terry)

 『History』から。私のNo1 Fav プロデューサー、ジミー・ジャム&テリー・ルイスとマイケル・ジャクソンがついにからんだ曲ですからね。ミリオンセールスを記録し、ビルボードチャート初登場5位という記録も生んだにもかかわらず、チャートでは1位にならなかったのが不思議&不満です。
 これまで発売されている様々なベスト盤にも収録されませんよね。フライトタイムプロダクションやジャネットとの絡みで入れづらいんですかね???というわけで今回是非。

④ You Rock My World(M・Jackson/Rodney/Fred/他


 最近の曲も入れたいという所で、現時点の最新アルバム『Invincible』から。といっても8年前になるんですね。
 ロドニー・ジャーキンスProduce作。「Remember The Time」に自分の目指す所があると彼は言っていましたが、それを意識したつくりでこれまた素晴らしい。昔のMJと今のMJが見事にかみあった曲だと思う。
 ただ、ボーカル力は、『スリラー』の頃と比較すると明らかにに落ちている。シャウト部分はまだいきがあるんですが、普通部分が明らかにおちてるのがわかる。MJのボーカルのすごさはこの普通部分でも伸びがあるとこ。この曲を全盛期のボーカルできけたら最高でした。
 ただこの曲は味があるというか、なかなか飽きのこない曲。
 同アルバム収録の「Unbreakable」との選曲に悩みましたが、「You Rock」で。
 ロドニー・ダークチャイルド・ジャーキンス、いい仕事してます。

⑤ We Are The World(M・Jackson/L・Richie)

 USA FOR AFRICAのチャリティーソングとして大ヒットした曲。ライオネル・リッチーとの共作ですが、ほぼMJが仕上げてたんですね。「アルティメット・コレクション」は未発表曲が収録されたスーパーなベスト盤で、値段も高いですが、ファンとしては買わずにいられないもの。
 この中におさめられているシンプルなソロバージョンがこれ。
 「Scared Of The Moon」もMJの内面がでてるようなメロディーと曲で好きです。当時、この「アルティメット・コレクション」に収録された未収録曲には相当喜びました。まだMJ公認の正式に世にでてない未発表曲ってあるんですね。

 私はこの5曲を投票してみました。
 兄ジャーメインとの「Tell Me I'm Not Dreamin」(ジャーメインのアルバムに収録)はリストになし。
 ミック・ジャガーとの「State Of Shock」もいいかも。(フィレディ・マーキュリーバージョンもあるんですよ)この曲も、ジャクソンズ名義だからか、MJ側のベスト盤には収録されない。
 ポール・マッカトニーとの「Say Say Say」も入るべき。Babyfaceとからんだ作品としては「On The Line」がベストかな。

  みなさまのベスト5も教えてください。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 
 
 (この記事は実際にJAPAN EDITIONの収録曲が決定した後にUpした記事。08.8.30Up)
 8月29日はマイケル・ジャクソンの50回目の誕生日。例の各国のファンによる投票の日本盤のベストが決まったみたいです。順位ごとの曲順のようです。

(収録曲)

01. ビリー・ジーン / Billie Jean (Single Version)
02. マン・イン・ザ・ミラー / Man In The Mirror (Album Version)
03. スムーズ・クリミナル / Smooth Criminal(Radio Edit/ Album Version)
04. スリラー / Thriller (Single Version)
05. 今夜はビート・イット / Beat It (Single Version)
06. バッド / Bad (Album Version)
07. ブラック・オア・ホワイト / Black Or White (Album Version)
08. ヒール・ザ・ワールド / Heal The World (7”Edit)
09. ロック・ウィズ・ユー / Rock With You (Single Version)
10. ヒューマン・ネイチャー / Human Nature (Album Version)
11. ウィ・アー・ザ・ワールド (デモ・ヴァージョン) / We Are The World demo)
12. セイ・セイ・セイ / Say Say Say (Album Version)
13. スクリーム / Scream (Album Version)
14. リメンバー・ザ・タイム / Remember The Time (Album Version)
15. オフ・ザ・ウォール / Off The Wall
Bonus Track
16. ベン / Ben (Single Version)
17. スリラー・メガミックス (ラジオ・エディット) / Thriller Megamix (Radio Edit)
 
 前回、私の投票した5曲は

1 Get On The Floor

 50以内にも入らず。入るとは思ってませんでしたが。

2 Ghost  → 39位

 けっこう低いですね。カンヌ映画祭にも出品された『ゴースト』の認知度が低いんですかね。たしかにボックスセット(ビデオだったし)は限定もんでした。

3 Scream →13位

 これは入ると思いました。やっとベスト盤に収録されてよかったです。

4 We Are The World → 11位

 この曲が収録されるとは意外でした。この曲好きな日本のリスナー多いんだな。USA FOR AFRICAで提案した「シャレンゲー」とかいうフレーズはクインシーに却下されましたが、この中では使われてます!

5 You Rock My World 17位

 思ってたより上でした。けっこう人気あるんですね。

 全体的な印象としては、日本のリスナーはよいものをわかってるなって感じ。
 まー王道の曲が選ばれているといえばそうだけど。
 「Say Say Say」や「We Are The World」なんか入ってるのは画期的。
 「Heal The World」が8位は個人的には意外。

 1位の「ビリージーン」なんてExtended収録してくれればファンも大喜びなのに。
 あまりマニアック過ぎない選曲としては、「State Of Shock」(with ミック・ジャガー)や「Tell Me I'm Not Dreamin」(with ジャーメイン・ジャクソン、グラミーにもノミネート)、On The Line (Produced by Babyfce) が入ればかなりのバランスのよさ。

 King Of Pop Japan Editionは9月24日発売。1890円はお買い得ではないでしょうか。各国の収録曲知りたいですね。

キング・オブ・ポップ-ジャパン・エディション

キング・オブ・ポップ-ジャパン・エディション

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ(SME)(M)
  • 発売日: 2008/09/24
  • メディア: CD

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 マイケル逝去後の今、5曲を選ぶとしたらどうだろう?って考えたセレクトした曲が以下。

1 Say Say Say  with ポール・マッカトニー

 2015年、ポール・マッカートニーの豪華再発シリーズ(アーカイヴ・コレクションシリーズ)の第9弾として『パイプス・オブ・ピース』(1983)が発売されました。
 今やNo1シングル「Say Say Say」は、マイケル、ポールにとっても自身のヒットコレクションの中でもNo1シングルとなっている。『オフ・ザ・ウォール』に曲を提供してくれたり『スリラー』にも参加してくれたポールに「ヒット曲を作ろう」とマイケルから声をかけ二人の才能がスパークした楽曲です。
 この時、「Say Say Say 2015Remix」が登場。これまで出だしはポールという定説が覆り、マイケルから始まる衝撃。あらためてこの曲の良さと、マイケルのボーカルの素晴らしさを思い知った曲。

2 Smile

 マイケル逝去後に、無性に聞きたくなった曲でした。
 そして、マイケルの葬儀の際、親友のブルック・シールズがこの曲の事を触れてマイケルの事を語っていたのは驚きでした。そして私もまた涙したのを思い出します。
 95年の『History』のエンディング曲のこの曲、その時、後にこのような思いを持つことになるとは夢にも思いませんでしたが、この曲を聞くとマイケルの思いに包まれ癒されます。

3 People Of The World

 95年1月17日に起きた阪神・淡路大震災に際して発足した、ジャニーズの関西出身の所属アーティスト(TOKIO、Kinki Kids、V6)で結成されたJ-Friendsに、MJが自ら作詞・作曲した曲。
 基本的に、マイケル・ジャクソンが外に対して曲を提供するというのは珍しい。ましてや言語も違う日本に対して提供したという事実は驚き。何故、ジャニーズだったのかはよくしらないのですが。
 「ヒール・ザ・ワールド」にも通じるメロディーライン。ProduceもMJでサウンド的にもかなり関わってる。Vocal アレンジのクレジットもMJ。TV電話で行ったそうです。どれだけ力入ってるの。あらためて聞いてるのですが、すごくいい曲。
 01年には、アメリカ同時多発テロ事件に際し「What More Can I Give」という素晴らしい楽曲を製作しています。
 ジャニーズ面々も聞いたであろう、マイケル・ジャクソンのガイドボーカルが流出。
 その歌声を聞いてこの楽曲の素晴らしさをあらためて感じた。

4 Love Never Felt So Good

 マイケル逝去後に出たアルバムの2作目。ジャスティン・ティンバーレイクとのDUOバージョンがヒットしましたが、シンプルなオリジナルデモバージョンはすばらしかった。
 『スリラー』以降、どうしてもダンスやビジュアル面で語られることが多くなったマイケルですが、この曲を聞くとすばらしいボーカリストである事を認識する。
 ピュアな愛の賛歌曲って実は少ないマイケル。活き活きとしたマイケルのみずみずしいボーカルに癒される。
 皮肉にも、マイケルが亡くなっていなかったら埋もれたままだったのかな・・・

5 Slave To The Rhythm

 グレイス・ジョーンズの同タイトルの曲(トレヴァー・ホーンPro)
があってこちらも80'S TasteのDance Trackで好きだけど、MJにぴったりの曲。
 この曲もMJの死後に出てきた曲。
 いろいろ作られた経緯が謎めいていたけど、最終的には『DANGEROUS』時に、兄・ジャーメインのアルバム制作中のLA&BABYFACE呼んで作られた曲とわかる。
 ただLA&BABYFACEのプロダクションではなく、『XSCAPE』収録のTimbalandバージョンでもなくトリッキー・スチュワートが制作されたEDM的なリミックスバージョンが最高。こんなレベルの曲がアルバム選考から落とされるという衝撃。マイケルのボーカルグルーブが最高すぎる。これまでの公式曲にもない衝撃的なボーカルグルーブでした。
                                                 (終わり)

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